一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)より、「令和 慶祝カラー」が発表されました。
とても柔和な春らしい3色ですね。それもそのはず。
この度、当協会が発表する慶祝カラー「梅」「菫」「桜」は、春の訪れを知らせる日本の代表的な花にちなんで選定いたしました。どの花の色も、私たちの身近にあり暮らしの中に溶け込んでいる色です。自然の美しさを愛でる穏やかな日々が未来永劫続くよう、願いを込めて選びました。
令和という元号が、万葉集の梅花の歌32首の序文をもとに選定されたことから、春の代表的な花の色が選ばれたようです。個人的には、梅=2月、菫=3月、桜=4月のイメージで、月毎の代表花が選ばれたのかな?と思います。
昭和から平成への改元は、昭和天皇の崩御により、日本全体が喪に服するように粛々としていた記憶がありますが、令和の幕開けはお祝いムードですね。令和の慶祝カラーは、お祝いに相応しい明るいカラーだと思います。
JAFCAの公式サイトには、系統色名やマンセル値も提示されており、お好きにお使いくださいとのことなので、これから様々な場面でお目にかかる機会がありそうですね。何か慶祝カラーを身につけて、新しい時代をスタートするのも良いかもしれません。
しかし、新元号の発表は何故こんなに間際になったのでしょうか…。もっと早くに発表されていたら、それに合わせて慶祝カラーも発表され、改元までに慶祝カラーの様々な商品が発売されたのではないでしょうか。ちょうど春物の実需期ですし、私だったら菫色のスエードパンプスを作って販売していたと思います。さすがに1ヶ月弱の期間で企画~生産、販売をこなすのは、靴に限らず他の商品でも、かなり厳しい納期ではないですかね。