Flicfit本格始動で、靴のサイズ選びに困らなくなる!?

以前から注目していたFlicfitのサービスが、ついに実用化とのこと!

Flicfit プレスリリース全文・利用可能店舗
https://flicfit.com/pdf/press_20190121.pdf

このサービスのすごいところは、靴の内部も3D計測できるところ。今までも、足サイズをスキャンできる機器はありましたが、足を測ったところで、靴のデータが少なくて実用レベルではありませんでした。

何故、靴のデータが少なかったかと言うと、靴のサイズは、外寸ではなく、内寸を測る必要があるから。内寸を計測をする機器がなければ、木型の数値を靴メーカーから取り寄せするしかありません。一見同じに見える形の靴でも、木型が異なれば寸法が変わるので、小売店は、新作を仕入れる度にメーカーへ確認が必要になります。やりとりの手間を考えると、靴の内寸データが公表されていない現状は頷けますね。

しかし、内部の3D計測が可能になったことで、計測器さえ導入すれば、小売店側で簡単に計測できることになりました。(どれくらいの精度のものかは不明ですが…)

既に一部の実店舗では、販売ツールとして導入されているようですが、2月以降、個人のデータをWEB上に登録できるようになるらしいので、ECにも広がりを見せるのでは…?と期待しています。

フィット感は、サイズだけでは判断できず、触感や好み、部分的な起伏の形状も関わることですので、数値だけを頼りにするのは危険ですが、ある程度の判断基準ができることで、フィット感向上の精度は上がると思います。

神戸にも導入店舗が数店舗あるので、会員サイトがリリースされたら、計測しに行ってみようと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1978年生まれ。工業高専の建築学科を卒業後、大手サッシメーカーに就職。20代は事務職を転々としながら、音楽制作やインターネットラジオの制作運営に明け暮れる。30歳のときにバンタンキャリアスクールで靴作りを学び、靴業界へ転職。現在は神戸市長田区の靴企画会社にて、事務職と企画職を兼務中。

目次